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シミの原因? 真犯人を探そう!

皮膚は、紫外線を浴びるとメラノサイト(色素細胞)にメラニン色素を作るように働きかけます。約80%といわれるほとんどのシミは皮膚の表皮にメラニンが増加し、沈着することによって発生します。
本来、メラニンは紫外線から肌を守るためのものなのですが、シミの原因にもなるというチョット分かりにくいシミのメカニズムです。
ですから一時的な日焼けであれば数か月もするとメラニンは消失し、シミの原因とはなりません。多くの紫外線を浴び、「色素細胞」の性質が変異してしまった場合に限ってメラニンが過剰に作られ、シミになるというのが正しい紫外線〜メラミン〜シミの関係です。
つまり、単純には紫外線とメラニンはシミの原因とは言えず、真犯人は「長時間もしくは長期間にわたって過剰に浴びてしまった紫外線」ということになります。

「加齢」による代謝の低下もシミの原因になります。代謝機能の低下によってターンオーバー(新陳代謝)もスムーズに行われにくくなるためメラニンが排泄されにくくなり、シミの原因となります。年齢とともにシミが目立つようになるのはこのためです。シミは、医学用語では「老人性色素斑」と呼ばれるのもうなずけます。 しかし、幾つになってもシミひとつない方がおられるかと思えば、若くしてシミで悩まれる方もおられます。医学的には、一概にこの個人差を論ずることはできませんが、簡単に述べるなら『生活習慣の差』ということになるでしょうか。 肌が美しく保たれるのは、皮膚のターンオーバーが順調に行われるからです。正しいターンオーバーを繰り返すには肌を清潔に保つこと以外に、「運動」「栄養」「休養」が必須条件となりますので、運動不足、偏った食生活、睡眠不足などはシミの遠因となります。

日焼けによるシミや加齢によるシミの他にも、シミには様々なタイプがあります。「肝斑(かんぱん)」と呼ばれる疾患がありますが、これは女性ホルモンの影響による成人女性にできるシミです。妊娠・出産時のホルモンの影響で悪化するものもあります。このように、シミはいろいろな要素が混ざっている場合が多い皮膚の疾患です。

しみのタイプと治療法

あなたのシミはどのタイプ?

VISIAの分析技術でシミ・毛穴・シワ・キメなどに加え、隠れジミや肌年齢も確認して自分にあった治療をはじめましょう。

VISIAは高精度のためのダブル写真撮影システム、一台でカラー写真とUV写真の同時撮影が可能です。カラー写真撮影からはシミ・シワ・毛穴・肌の色むらを、UV写真撮影から隠れジミを高精度で捉えます。

当院では、肌画像診断器VISIA(ビジア)で、正しい解析に基づいた肌治療の効果的なご提案を行います。

シミの種類

老人性色素斑

加齢による発生頻度の高いシミです。長期間紫外線を浴び続けることによって生じます。
顔・手背・前腕など紫外線を浴びるところに発生し、背部や下肢など肌を露出しているとどこにでも発生します。紫外線を浴びすぎたからといってすぐにシミになるわけではなく、過去に受けた紫外線ダメージが蓄積してシミになります。本来ターンオーバーによって肌表面に押し出されたシミは、またターンオーバーによって肌の外へ排出されて薄くなるものですが、加齢や紫外線によって肌がダメージを受けていた場合、ターンオーバーも滞り、肌表面に色素沈着として茶褐色のシミが残ってしまいます。これが、老人性色素斑です。
そのため、若いころから日焼けした人ほど発生することが多く、早い人では20代からシミが現れてきますが40代以降に多くなります。茶褐色〜茶色のシミ
輪郭が比較的はっきりしていて、顔・腕・手の甲・デコルテなど、紫外線をよく浴びる部位にシミができます。

雀卵斑(そばかす)

スズメの卵殻の色と形に似ていることから、雀卵斑と名付けられ、一般的にはそばかすと言われています。10歳頃から発症する1〜数ミリ大の茶色の褐色斑で、両頬、下眼瞼、鼻根部に多数分布しています。顔に小さな斑点が広がるシミで、遺伝で発生するシミと言われていますが、遺伝的な要因が大きく、紫外線の影響で濃くなります。

肝斑

ほほ骨を中心に左右対称に、輪郭がぼやっとした薄茶色のシミがあらわれます。
また、更年期や婦人科の病気に罹患した際にもできやすいシミです。ホルモンバランスが崩れたり、過度のマッサージなどの物理的な刺激、紫外線により悪化することもあります。
主に30〜40代を中心に、およそ50代後半まで続きます。60代を超えると発生することはあまりなく、逆にシミが薄くなったり、消えたりする傾向があります。
男性に肝斑ができることもあります。

炎症後色素沈着

年齢を問わず、ニキビ、化粧品のかぶれ、やけど・日焼け、虫刺されなど、皮膚に炎症を起こした後にできるシミのことです。日本人は、黒色メラニンが多いため、炎症後色素沈着が目立ちやすいと言われています。
炎症が起きた時に、メラノサイトが刺激されメラニン色素を作り出し、時間の経過とともに薄くなっていきますが、数年かかることもあれば、そのまま残ってしまうものもあります。
炎症が強いほど、また炎症の期間が長いほど色素沈着の程度がひどくなります。
洗顔やクレンジングなどで肌を強くこすったり、強い力でフェイスマッサージをするなどの間違ったスキンケアで炎症ができ、色素沈着をおこす場合もあります。
炎症を抑制するトラネキサム酸も有効ですが、黒色メラニンの生成を抑制するために、ビタミンCの摂取をおすすめします。また、ターンオーバーのはたらきをサポートするL-システインの摂取も有効です。

花弁状色素斑

1〜2mm程度の小さな花弁状の斑点で、背中から肩にかけてできることが多いです。真夏の強い紫外線を浴び、強い日焼けの数ヶ月後にできることが多いとされているシミです。

治療法

治療法 一回の治療時間 しみのタイプ 梅田 天王寺
① 内服薬
② 外用薬
加齢や日焼けによるシミ・肝斑・くすみ
③ イオン導入 15分 加齢や日焼けによるシミ・肝斑・くすみ
④ ピーリング 30〜40分 加齢や日焼けによるシミ・肝斑・くすみ
⑤ フォトRF 30〜40分 加齢や日焼けによるシミ・顔全体のくすみ
⑥ Qスイッチレーザー 数分 加齢や日焼けによるシミ・あざ

シミ治療法の概説

① 内服薬 シミができたときには、積極的にビタミン類を摂るようにしましょう。ビタミンEやβ-カロテンには、活性酸素を除去する抗酸化作用があり、肌や細胞の新陳代謝を高め、ターンオーバーを促進する作用もあります。また、ビタミンCは、沈着したメラニンに作用し、目立たなくさせる働きがあります。肝斑には「トラネキサム酸」が有効です。
② 外用薬 一般的には、シミの外用薬として「ハイドロキノン」を用います。ハイドロキノンは強力な肌の美白剤です。レーザー後の再色素沈着の予防など多様なシミに有効です。
③ イオン導入 皮膚表面のイオンバランスをコントロールすることで、シミを改善するビタミンC誘導体やプラセンタなどを効果的に真皮層に浸透させる方法です。シミに働きかけるのと同時に、みずみずしいお肌をつくり、張りとツヤを実感することができます。
④ ピーリング ケミカルピーリングが日本人向けに開発され、ツルツルのキメ細かな明るい肌を望まれる女性に受け入れられつつあります。刺激感の少ないサルチル酸マクロゴールピーリング等を行なっています。但し、皮膚表面の浅い部分にしか作用しないため、頑固なシミにはレーザー治療を併用します。
⑤ フォトRF(オーラル) シミ以外にも、「くすみ」「毛穴の開き」「そばかす」「ニキビ」「赤ら顔」「たるみ」なども同時に改善する新しいタイプの美肌治療器。
アンチエイジング治療や幅広いお肌の悩みを解決できたのは、フォトフェイシャルのIPL(光エネルギー)とサーマクールのRF(高周波エネルギー)をマイルドにドッキングさせ組織に照射する、オーロラのハイブリッド作用。痛みや腫れも少なく、治療後すぐにお化粧が可能です。
⑥ Qスイッチレーザー Qスイッチレーザーは、主にメラニンに吸収されるレーザーです。レーザー光線を照射することにより、メラニンを選択的に破壊し、皮膚のより深いところまで届くというのが特徴です。一時的に痂皮が出ることがありますが、通常は7日程度で剥がれ落ちます。

施術の流れ

お問い合わせ
↓↓
診察の予約VISIA
↓↓
初回来院時の診察シミのタイプ診断・治療法の説明
↓
同意のうえ治療方針の決定

Qスイッチレーザー 内服 外服 フォトRF(オーロラ)
イオン導入
アクシダーム

↓
Qスイッチレーザー広範囲ならテスト照射
※狭い範囲なら本照射
↓
7日後に来院。
本照射または経過観察
↓
本照射後、痂皮がとれます。
7日〜14日後、
ハイドロキノン外用薬開始
↓
3ヶ月程度の経過観察
内服14〜30日程度の投薬
↓
1ヶ月効果をみて、
3ヶ月〜6ヶ月程度継続。
外服外用薬の処方
↓
外用薬の処方
フォトRF(オーロラ)
イオン導入
アクシダーム
↓
施術の予約
↓
2〜3回で
効果が実感できれば
5回まで継続。
↓
定期的に
メンテナンス継続。

料金表[しみ]

内服薬トランサミン錠 + シナール錠(1ヶ月分)自費 1,980円(税込)保険適応(肝斑のみ)1,210円程度
外用薬 5%ハイドロキノン軟膏5g 2,750円(税込)
イオン導入VC 2,200円(税込)プラセンタ 3,300円(税込)
ピーリングサリチル酸
マクロゴールピーリング
顔 1回
11,000円(税込)
5回セット
49,500円(税込)
Fotona ミラーピール初回
33,000円(税込)
2回目以降1回
30,800円(税込)
フォトRF1回 16,500円(税込)5回一括 71,500円(税込)
フォトRF+イオン導入(ビタミンC & プラセンタ)1回 22,000円(税込)5回一括 96,250円(税込)
Qスイッチレーザー1センチ四方 11,000円(税込)

※5回セットは初回より1年間有効です。